もう一回ユーロショックのことを整理します。ほぼ間違いなくその規模に発展しますので。
まず、ドバイの不履行から端を発し、危ないと言われていたギリシャが財政危機であることが発覚。当初は自立でなんとかできるのでは…なんて思われたレベルでしたが、そんなもんで予てから指摘される訳はありません。確かGSだったと記憶していますが、アメリカのエセ銀行が一枚噛んでいて、負債が表向き小さくなるように仕組んであったことがバレました。以下、アイルランド(まだデフォルトしてなかったの?)、ポルトガル、スペイン、東欧の小国はレッドゾーンをちぎりそうな勢いで、もしかするとイタリアもレッドゾーン突入では? と言われています。
ご存知のとおり、サブプラ破綻時から、その際に指摘された悪材料は全て破裂していますね。個人的にはイタリアを除いて、たぶん遅かれ早かれノーサイドになると考えています。
んで、EUは小回りが利きません。単独国家の問題なら、それこそ小国のボヤで終わったでしょう。そして、奴らは歴史を見れば分かりますが、大変仲が悪いです(笑)。だから、どこかの国が助けるというだけで一大事。EUとしてまとまって…という意気込みもカネが絡めば吹っ飛ぶでしょう。
つぅか、普通はギリシャの問題を精査して、危機度に応じた措置を取り、それでいて中心国が呼び掛けるなり、EUやECBが音頭を取るのが筋のはず。しかし、それらを全くやらない、できないんですよね。
まぁ今日の会合で大したことは決まりませんよ。下手すればスルーもあります。上げたところで、次の国かドバイが標的になるだけです。私がギリシャのトップならEUはなにもしてくれないのは分かりきっているので、さっさと離脱→IMFに支援要請→通貨切り下げですよ。利下げもできるかな?
そうそう。EUが助けるとなると金利を下げなくてはならないでしょうね。ユーロを売る材料はいくらでもあります。
ドバイを含めたこの辺が一とおり片付いてから…中国→米国の順じゃないかな。そして、最後は円売りで〆。とりあえず、こんな感じで。
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そして、ギリシャの債務の30%もフランスが…それでだんまりですかw。
踏み込むと、この問題が出るから、国民には切り出していなさそうですもんね。フランスもレッドゾーンの中に入る可能性もありますなw。こりゃあ凄いお祭りな予感がしてきましたぞ。
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